ちばMDエコネットとは

「ちばMDエコネット」の活動

特定非営利活動法人ちばMDエコネットとは

 「MD」は知的障害を表す英語Mental DisabilitiesのMとD、「エコネット」で環境改善のネットワークを表します。1997年夏に発足、1999年10月に特定非営利活動法人として認証されました。

 障害のある人もない人も共に生きる社会の実現をめざして、千葉県で知的障害のある人たちを中心にして、福祉・環境・まちづくり・人権の課題に取り組んでいます。

共に学び共に生きることを求めて

 私たちは1980年代から、障害のある子とない子が地域の普通学級で共に学ぶ教育を求めてきました。小中学校を普通学級で共に学び、高校にも行きたいと願って運動を続けました。高校入試はとりわけ知的障害のある子にとって厚い壁でしたが、少しずつ門が開かれてきました。そして、高校卒業後の道を模索する中でグラウンドワークを知りました。「知的障害のある人たちが地域住民と一緒に環境改善に取り組んだら、きっと住みよいまちができる!」グラウンドワークは私たちにぴったりだと思い、ちばMDエコネットの活動を始めました。

公園清掃と遊休農地の活用

 最初は駅周辺のゴミ拾い散歩から始めた私たちの活動ですが、その後、1998年から船橋市の委託を受けて公園清掃を行っています。現在は、毎月第2・第4土曜日に船橋市馬込児童遊園の清掃をしています。

 1999年に船橋市内の遊休地で日本グラウンドワーク協会のモデル事業として「障害者と共に創るコミュニティガーデン」事業を開始しました。千葉工業大学建築学科鎌田研究室、行政、地元自治会、企業の協力などを得て、荒れた土地はみどりあふれる農園になり、「友幸(ゆうこう)農園」と名付けました。2003年からはブルーベリーなどのベリー類の栽培に力を入れ、地域のパン屋さんやケーキ屋さんに卸しています。現在、農園は佐倉市に移転し、「佐倉ミックスベリーファーム」として活動しています。

ドキュメンタリー映画「ひなたぼっこ」

 知的障害のある5人の若者の高校生活と友幸農園をつくる歩みをテーマに、2000年にドキュメンタリー映画を製作しました。北海道から九州まで全国約100箇所で上映され、障害のある若者が学校や地域でみなと共に生きる姿が共感を呼びました。ビデオ化して販売もしています。

コミュニティカフェ〈ひなたぼっこ〉

 2002年に船橋駅近くの商店街にコミュニティカフェ〈ひなたぼっこ〉を開きました。障害のある人とない人が共に働き、新たな出発の足場になること、市民活動の拠点になることを目的として千葉県のNPO活動提案募集事業に応募し、6ケ月間は委託事業として運営しました。その後、自主運営を続けています。 

ノーマライゼーション学校支援事業

 私たちのところには、これまでに障害のある人とその家族からの相談がずっと寄せられていました。その課題を解決するには、私たちの力だけでなく行政や関係機関との連携が必要とされることもたくさんありました。

 そこで、平成16年度に千葉県が新しく作った県とNPOとの協働事業提案制度に「ノーマライゼーション相談事業」を提案したのです。そして提案が採択され、個別相談を行うと共に年6回のセミナーとフォーラムを開催することができました。

 平成17年度には「次世代育成支援を展望するノーマライゼーション相談事業」として個別相談を継続するとともに、次世代育成をテーマに3回のセミナーとフォーラムを開催し、研修プログラムも作成しました。

 平成18年度は「ノーマライゼーション相談事業」を自主運営し、特別支援教育をテーマに年6回の研修を実施しました。

 平成19年度(2007年度)から、千葉県とNPOとの協働事業として、「ノーマライゼーション学校支援事業」を行っています。発達につまずきのある子、障害のある子の学校生活について、ちばMDエコネットの”学校サポーター”が個別の相談を受け、一緒に課題解決に取り組む事業です。また、広く一般の方々に発達障害などへの理解を深めていただくために、毎年研修を6回、事業の中間報告をかねたフォーラムを1回、開催してきました。

 平成24年度(2012年度)も県とNPOとの協働事業として、個別相談を行い、研修とフォーラムを開催する予定です。

運営は...

 これらの事業は、正会員、賛助会員、ボランティアの方々の協力で行っています。

 正会員と賛助会員の方には年会費をいただいております。ちばMDエコネットの大切な活動資金となっております。

また、ボランティアとして活動に参加してくださる方、大歓迎です。現在、コミュニティカフェ〈ひなたぼっこ〉、公園清掃、会報発送、事務局お手伝いなどに、20名以上のボランティアの方々が、参加してくださっています。